あっちゃんの徒然

一個人の日常。どうぞご自由に。

めざせ文章の天才

 2021年ももうなかなかに進んでしまった。「2021年やりたいことリスト」なるものを作っていて(実際には今のところ78項目しか設定できていないのだが)、その中のひとつが「本を50冊読む」である。そして2021年5月16日現在、22冊読み終わっている。これはなかなかいいペースだ。

 ところで、だ。たくさん本を読んで知識や物語は頭の中に薄ぼんやりとではあるが蓄積されていっていはいる。しかし詰め込むばっかりでは頭の中がいっぱいになっちゃうんじゃないか?わたしのキャパシティでは溺れちゃうんじゃないか?というわけで、久方ぶりにこのブログにて記事を書いているところであります。

 そもそも、わたしには「小説家になる」という夢があった。小学校高学年から中学生あたりにかけてである。いつしか「そんなことを思っている時代があったネ」なんて懐かしがるような時期に差し掛かってしまっているわけだ。だがしかし、なせるなら文章力の向上くらいは少々期待したい。

 とはいえわたしは、日記を書くことすら億劫がる性質がある。1日1ページの手帳に毎日日記を書くぜ!と意気込んだものの、毎年3月ごろになると空白のページが目立ちはじめる。ならば、と今年はウィークリーの手帳に変えてみて、1日3行書こう!と意気込みなおしたものの、その3行を埋めることにストレスを感じるようになってしまった。もっと自分の性質を理解せねばならぬ。理解したうえで、昨日から「何行でも、何文字でもいいから、その日あったことを思い出せるような一言を記そう」と決めた。嬉しかったことならなおよい。ちなみに昨日の一言は、会社の先輩からの言葉「(わたしが交際相手と)結婚するんちゃう?おれのカンは当たんねん!」である。

 自分のことばかり書いてしまったので、今寝る前に読んでいる本について触れておく。森見登美彦のエッセイ集『太陽と乙女』を寝る前に元気が残っておれば1話ずつ読んでいるわけだが(エッセイって「話」って数えていいのかしらん?)、なるほどこれは睡眠導入本として最適である。まずエッセイなので、手ごろな長さ、区切れがはっきりしている、わたしてき文章の天才・森見氏の書いたものなので面白い。最高である。森見氏は学生時代、毎日大学ノート1ページ分の日記を書いていたそうな。3行すら億劫がる身としては、すごい、めっちゃすごい。それに尽きるな!彼の文章力は、毎日の日記から成っているのかもしれませんな。ほんでもって、そんなに手書きしてたら手が疲れちゃうだろうに。

 ふう、1000文字を超えた。やっぱりキーボードを使うと楽だね。もしかして日記を書くのが億劫なのは手が疲れちゃうから?あんまり書くと今後書くことがなくなってしまいそうなので、今日はここまで。